性病の詳しい治療方法

性病の詳しい治療方法

 

 

性病の治療は病院でのみ行えます。基本的には、 抗生物質やワクチンの服用での治療となります。 当然ながら風邪などと違って、自前で治すのは無理です。

細菌性の病気には抗生物質を使用して原因菌を死滅させ、ウイルス性の 病気にはワクチンで体内のウイルスを死滅させていきます。 病院で処方されたお薬は、必ず!用量を守って服用してください。 また投与期間も必ず守りましょう。

他には軟膏などの塗り薬等もあります。またコンジローマ 等の病気によっては、医師の判断にてレーザー治療なども 行います。(結構痛いらしいです。)

性感染症で最も大切なのは、早期発見、早期治療です。 わずかでも御自身に性病の可能性がありそうなときには、 すぐに性病検査または専門医師にかかりましょう。 恥ずかしがっている暇はありません。

 

性感染症別治療方法一覧

・性器ヘルペス
抗ヘルペスウイルス剤(アシクロビル等) の服用や、軟膏を使った治療


・クラミジア感染症
抗生物質(テトラサイクリン・マクロライド・ ニューキノロン等)の服用。


・淋病
ペニシリン系抗生物質の服用。但し、最近は「スーパー淋病」 とよばれる、抗生物質に耐性を持った菌が猛威を振るっており 大変脅威になっています。日本でも感染例が多数報告されて おり、注意が必要です。


・梅毒
ペニシリン系抗生物質の服用。


・尖圭コンジローマ
外科療法では電気焼灼治療。
薬物療法ではプレオマイシンの局所注射や軟膏等の塗布。


・膣トリコモナス症
抗トリコモナス剤を服用。


・カンジダ
抗真菌剤の内服、クロタミンクリームの塗布等。


・エイズ (HIV)
現在でも特効薬はなく、怖い病気です。 アジトチミジンとジデオキ シイノシン等の薬が現在良く 使用されています。


・毛じらみ
陰毛を剃って毛じらみの卵を取ります。 その後はクロタミンやフェノトリン粉剤を塗って治療します。

 

性病の治療費は高い?

 

性病は病院でしっかりと治療を受けて、完治または症状が無くなるまで通院を繰り返します。 ヘルペスなどは再発の恐れがありますが、 一度治療して沈静化させておけば、その後の症状も軽く治療も容易です。

たしかに治療費はかかりますが、外国と比べればずっと安いです。 外国では全て自費で治療する場合が多く、その点では日本の医療制度 (健康保険等)のおかげで、治療費はむしろ安いといえます。

日本の医療技術は世界的にも非常に高い水準にあります。速めに診察・治療をうけるのが 最善ですが、少し心配な程度なら性病検査キットを使ってみる方法もあります。

 

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