おしっこの時に痛い!

おしっこの時、痛い!

 

排尿時にもし痛みを感じるようになった方は要注意。 性病の典型的な症状の1つです(男女共に)。

そういった症状がある方は、(最近風俗に行った、外国旅行で 遊んできた方なども)このサイトでご自分が性病にかかっていないかチェックしてみて下さい。

 

排尿時に痛みが伴う病気

「クラミジア」

クラミジア・トラコマチス菌によって感染する病気です。 感染者との性的接触により、男女共にクチや性器に感染します。

 

男性の場合

排尿時に痛みが伴い、膿が出たり尿道にかゆみ。 不快感や睾丸に腫れがみられ、自覚症状が少ないです。

軽度の発熱や痛みがあります。またノドにも感染しますが、気が付かないことも多いのが 怖いところでもあります。進行すると、血精液症や前立腺炎になる場合もあります。

 

女性の場合

下腹部や性行の際に痛みを感じ、おりものの増加。下腹部の痛みや、不正出血も。
また、この病気に気が付かず放置していた場合、不妊症や子宮外妊娠の原因にもなります。

女性の感染症の約半数を占め、日本で最も感染者が多いとされる病気。自覚症状が女性の場合特に少なく、感染しても無症状の 方が約80%以上で、結果的に重症化しやすく不妊症の原因にもなります。


「淋病」(りんびょう)(正式名 淋菌感染症)(りんきんかんせんしょう)

こちらも感染者との性的接触により体内に淋菌が侵入して感染します。

 

男性の場合

排尿時、しびれるような強烈な激痛が伴う。 粘りのある、白や黄色い膿が出る、排尿困難、排尿の後で出血がみられる。 性器先端に赤い腫れ物ができる。また発熱の症状も。

放置すると「血精液症」「前立腺炎」の原因にもなりますが、猛烈な激痛の為、 早めに病院へ駆け込む方が多いようです。またクラミジアにも感染する、「W感染」が 多く見られる病気でもあります。

 

女性の場合

排尿時に痛み、残尿感、頻尿(ひんにょう)。 悪臭のするおりものが出る、発熱や下腹部に痛み。 自覚症状はあまりなく、無症状も多い。進行すると「卵管炎」をおこし、その結果 不妊症の原因にもなります。


「トリコモナス症」

 

感染者との性的接触で感染しますが、原虫というゾウリムシのような、非常に小さい虫に 寄生される病気の為、性的接触が無い方にも便座やタオルを介して感染する事があります。

男性の場合

排尿時に痛みや不快感があり、尿道から膿も出る。ただし無症状の方も多い。 人によっては尿道炎の症状が出る場合も。

 

女性の場合

性器部分にかなり強いかゆみ、泡状でかなり悪臭の伴うおりものが増加。 排尿、性交時に痛み。


「性器ヘルペスウイルス感染症」

 

男女共通

感染者からのヘルペスウイルスの感染により、患部に赤いブツブツや性器に水膨れができます。 排尿時に痛みや発熱を伴い、再発が多い病気。(6〜7割以上の再発率)

 

「しこり」や「はれ」ができる病気

「梅毒」(ばいどく)

細菌である梅毒トレポネーマ・パリダムの感染によっておこる病気。 古くから知られている病気で、これも性的接触で感染します。

 

男女共通

早期梅毒(そうきばいどく)・第1期(感染から約3週間後)

感染した箇所にしこりができ、痛みは無い。
ふとももの付け根にはれ、しこり
(感染から2〜6週間で消えます)

 

早期梅毒・第2期(感染から約3ヶ月後)

全身にまばらな赤い斑点やもりあがった感じのブツブツができる。 顔や手足にピンク色の円形のアザができ、脱毛症状がある、 (感染から3ヶ月〜3年で消えます)

 

後天梅毒(こうてんばいどく)・第3期(感染から3年以上)

皮膚や内臓に大きめのしこりができ、細胞組織が破壊される。

 

後天梅毒・第4期(末期症状)

内臓、血管、脳に重い障害があらわれ、痴呆症も。やがて死に至る。

 

現在では、後天梅毒・第3期までに至ることはほとんどありません。 早期発見、早期治療が重要です。

 

イボができる病気

「尖圭コンジローマ」(せんけい・こんじろーま)

感染者からのヒトパピローマウイルスにより感染する。

 

男女共通

性器や肛門の周りに先の尖ったイボができる。非常に不気味な形なのが特徴。

 

人によりイボの色や形はさまざま。性病の自覚症状は低い。

 

稀に消毒液で直そうとする方がいますが、無理です。

 

主にかゆみを伴う病気

「性器カンジダ症」

感染者から、または自信の体内のカンジダ真菌が増殖して発症します。 カンジダ真菌は多くの方の体内に存在し、免疫機能が低下した際に発症する 場合もある為、感染者との接触が全く無くても起こりうる病気です。

 

男性の場合

亀頭部分に「ただれ」や「かゆみ」、小さい水泡ができる。尿道炎をおこす事も。

 

女性の場合

膣に痛みや「かゆみ」、大量のおりもの。排尿障害も。

 


性病の正しい知識を!

看護婦の画像4

性病(性感染症)はコンドームだけでは病気を完全に防げるわけでは ありません。病気に関する正しい知識を身につけましょう。感染者の唾液や体液、 血液からも感染する恐れがあります。

これらは自然に完治するものではありません。
性病に感染しているおそれのある方は、どうかお早めに最寄りの病院で診察を 受けられるか、当サイトでご案内している性病検査キットをご利用下さい。

 

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